2008年03月13日 (Thu) 今週は、まだ放電余力あり。 [長年日記]
_ [馬写真] 全力疾走中
ローレル、まだ現役競走馬のつもりのようです…。何と素晴らしい踏み込み具合(^_^;
2001年8月23日にデビューして99回もレースに出た彼女、2007年7月25日のレースを最後に引退したことを、まだ理解してないのかも知れませんね。
_ [お勉強][本][雑感] ポスドク問題
Nさんより、アンケート依頼のメールが ymnet (Young Meteorologist Network) に流れてきました。PDや有期雇用研究者の方々の置かれている状況は深刻であると認識しているので、回答を送りました。
気象学会のトップページにはリンクがないので、内容について細かいことまで書きませんが。
大気海洋分野の周辺の現状は、
- 「大学院重点化」政策推進
- 政府の「ポスドク1万人計画」
- 大気海洋科学分野の博士号取得者急増
- 研究のプロジェクト指向化
- 大学・研究機関の人件費の抑制
- 「成果主義」の導入
- 任期付ポスト制度の導入
- 契約更新も成果次第
という感じです。他分野でもそうなのかもしれませんが。
民間企業に勤める身分の私から見ても、現状は「行き過ぎ」に思えます。ある程度の競争は必要ですし、予算の無駄遣いは困る (ケチれという話ではない) のも事実ですが、大学・研究機関には、民間企業が手を出せない長期的・基礎的なお仕事をして頂きたいのです。短期間のうちに成果が見込めるものは民間企業にもできますし、様々な学会等の発表などを見るに (おそらく) 民間企業の方が圧倒的に効率が良いでしょう。
前もどこかで書いた気がしますが、「その研究が役に立つかどうかを決めるのは後世の人である」と思うのです。基礎研究を止めたら、将来が真っ暗ですよ?
それから、今の研究者は、本業以外の雑務が多すぎて気の毒です。
さて、ちょうど今、私は「国産ロケットはなぜ墜ちるのか」という本を読んでいる途中です。
「国産ロケットはなぜ墜ちるのか」
今朝も電車の中で読んでいましたが、その中にこんな一文がありました。日本の宇宙開発についての話です。
政治家は無関心、官僚は無理解、直接担当となる NASDA は妙な人事制度で実力低下──
(※ここに書かれている「妙な人事制度」とは、官僚が NASDA に持ち込んだ「ジョブローテーション」のことです。
私なら、さらに「糾弾すれば良いとしか思ってないマスコミ」も入れたいところです。ほんとね、あまりに無理解・無責任・思考停止で、見てて脱力してしまうのですよ。彼らは、視聴率 (または発行部数) の奴隷でしかないように見えます。
まぁ実際は「政治家」「官僚」「マスコミ」が悪いわけではなく、国民が悪いんですよね。Yahoo!ニュースには、それぞれの記事に対して「この話題に関するブログ」というページがあります。たまに読んでみると、「この国民にしてこの現状あり」と思うこともしばしば。あまりに無理解・無責任・思考停止で(以下略
もっとも、私もそんな愚民の一人であって、偉そうなことを言える立場ではありません。まだまだ修行が足りないです…あまりの自分の頭の悪さに絶望することも多々あります。というか、毎日毎日その絶望感に苦しめられ続けていて困っています orz
人間は不完全ですから、どこかで妥協するとか諦めるとかしないとイケナイのでしょうな。。
_ [音楽] 本日の昼休み
サントリーホールのオルガンプロムナード コンサートに行ってきました。今日は1人ではなく、周囲の方々にも声をかけて、総勢4人。みなさん初めてらしいので、最も無難な席である C ブロックの最前列…は、当然ながら開場前から並ぶ人に奪われる(笑)ので、次に無難と思われる RB ブロックへ。
本日の演奏は、「だいぶ地味だけど現代的」な感じでした。演奏は、イェンス・コルンドルファー。
- J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543
- ラフマニノフ(コルンドルファー編):前奏曲 ト短調 op.23-5
- C.フランク:前奏曲、フーガと変奏曲
- プロコフィエフ(ギユー編):トッカータ
Sくん曰く、
オルガンって、シンセサイザーみたいな音も出るんですね。
なるほど、言われてみれば確かにそんな感じの音も出ますねぇ。
次回みんなで行く時は、A ブロック、しかもほとんど P ブロックという席へ座ってみましょうかね。先々月 (1人でした) その席に行ってみたところ、そこで聴こえるオルガンの音は、かなり面白いものでしたよ。
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